自分にうそはついてはいけないと思う

小学校のこどもに「大きくなったらなにになりたい?」と聞くと                     「大リーガーの選手!」と元気に答える。中学生になってもう一度聞くと「プロ野球選手」高校卒業近くなると「会社員で社会人野球もする」 だんだん夢が現実的になる。そう夢が小さくなっていく。決して彼を非難しているのではありません。私もサッカーではありませんが、確実に夢を小さくした人の一人です。なんども選手に選ばれない。会社では管理職に選ばれない。とうとう そうだったこれは望んでいなかったんだと。自分が傷つかないように自分に自分でうそをついてきました。これはあまりよくないことだと思います。何歳になっても夢を持つことは自由です。だれも人の夢を非難なんてできません。せめて自分自身にうそをつくことのないようにしたいものです。                             

君はどこまでの ゴミを拾えるだろうか?

「君はどこまでの ゴミを拾えるだろうか?」 ①自分の部屋に落ちているゴミ?②自分の家に落ちているゴミ?③家の前の道路に落ちているゴミ④近所に落ちているゴミ?⑤世界に落ちているゴミ? どれがあなたの立っているステージでしょうか? イラストの絵は、近所のゴミを毎朝拾って下さる老人のイラストです。中には自分の部屋のゴミですら拾えない自分がいるかもしれません。それがあなたの心のステージです。もし だれかが君に大きなチャンスを与えようとしたら、きみはそれに相応しい人であるために、できるだけ大きな心のステージを持つ必要があると考えられます。

いやなやつでも、自分が生きていると判断するのには必要なんです。

一ケ月もの間、だれともコミュニケーションをとれずに、引きこもりを経験したHさんが教えてくれた言葉です。「人はよく、一人では生きていけないって言いますよね?だから、いやなやつでも、自分が生きていると判断するのにはだれか他人が必要なんです。」と教えてくれました。 長い間だれとも対象物がなく、話をしないと人は、自分が生きているのか死んでいるのか?はたまた夢の世界なのか現実なのかの判断ができなくなるそうです。よって彼曰く、  「いやなやつでも、自分が生きていると判断するのには必要なんです。」だそうである。

なるほど、そう思うと、日常生活でちょこっと面白くない人と出会ったときには、そうかこんな人でも世の中にはきっと必要なんだ。と思うようにしています。するとなんだかだんだん嫌いな人がいなくなるんです。不思議なものですね。

誰かに弟子入りしてみませんか?

今までに、2名の経営者の方に弟子入りをしました。弟子入りしたメリットとデメッリトを思い浮かべてもメリットしか思いつきません。お二人とも私より10才以上年上でしたが、共通点は何でも相談できるという点でした。そして10年後には、このようになりたいと目標にすることに、ふさわしいお二人でした。月に一度のペースで、相談のため面会していました。無料で本当に多くのこと、仕事や生き方までもご指導頂きました。一つだけ自分で面会の際にルールを作りました。それは、ただ困りごとを相談するのではなく、自分はこう思うのですがいかがでしょうか?答え合わせに行くような面会にしました。ですから、たまには正解であり、「それでいいんじゃない」の一言で仕事の話は終わることもあります。しかし月に一度お会いすることで、背筋が伸び、自分を正しい道に戻してもらえる安心感を頂きました。神だよりより 師匠だよりの毎日だったような気がします。

「念ずれば花ひらく」

「念ずれば花ひらく」
念ずれば花ひらく苦しいとき母がいつも口にしていた
このことばをわたしもいつのころからかとなえるようになった
そうしてそのたびわたしの花がふしぎとひとつひとつひらいていった  <坂村真民>

この真理を 多くの人々は仕事をしなから経験していると思います。それは、自分の力だけではやり遂げれないことを、何かの力を感じながら成し遂げられたときです。確率では説明できない大きな力です。元京セラ会長稲盛氏などは、宇宙空間にそのような人々の願いを蓄積する場所があるなどと表現していたことがあります。表現はいろいろですが、願いを超えて念ずることが夢かなえる一つの方法論のように感じます。<坂村真民>氏も後年願いが宇宙に通じることの詩も詩っているようです。

300年前から人間は、あまり変わっていないんです

300年前に生きて、富と名誉をもった成功者の一人 ベンジャミン・フランクリンは、「道徳的完全に到達する大胆で難儀な計画」を思いつき、この理想を実行するため、自らの信念を十三の徳目にまとめる。彼は毎週、一週間を徳目の一つに捧げて、年に4回このサイクルを繰り返した。

とあります。彼が実直に行って成功した内容は、まったく現代にとっても通用する事であり、人間がいかに進歩していないかをうかがわせる内容です。内容はとてもシンプルですがこれを実際すると簡単でないこともよく理解できます。

1.節制
飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。

2.沈黙
自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。

3.規律
物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。

4.決断
なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。

5.節約
自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。

6.勤勉
時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。

7.誠実
詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出だすこともまた然るべし。

8.正義
他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。

9.中庸
極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。

10.清潔
身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。

11.平静
小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。

12.純潔
性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。

13.謙譲
イエスおよびソクラテスに見習うべし。

<引用>ベンジャミン・フランクリンの名言・格言集。米国の父 | 癒しツアー (iyashitour.com)

今日しあわせ 今日もしあわせの積み重ねが人生しあわせ

幸福は、ここにあるものです。今日をしあわせと感じれる人は幸福です。そしてその積み重ねで、自分の人生が幸福だったと感じれると思います。 「目標がないんです。したいことがないいんです」と悩む前に、今日の現状にすこしでも幸福感をみつけることができたなら。大丈夫です。きっと目標もやりたいこともみつかると思います。

なぜ仕事を 楽しく思えたんだろう?

新人営業員として、飛び込み営業をしていた時の話です。そのお客様は、すでにB社のプラント機械を 4台も使用しており、検討している設備も私の会社の製品は、当て馬的存在でした。そこで1ケ月間毎日、日曜以外は訪問しました。本命B社の見積が九百万、私の見積が一千万で当社が百万も高いことを知りました。また、明日B社の営業部長が注文書を取りにやってくるというのです。今は夜7時、すでに9時間も居据わった状況です。でもどうしても帰れない、時計の針だけが進みます。もうだめかなと思ったとき、聞こえた言葉がこの言葉です。「お父さん、この子を助けてあげて」何もできず居据わるだけの若い営業員と自分の息子とを重ね見たのでしょうか?その会社の奥様が社長であるご主人に語られた言葉です。その奥様のやさしい声と驚いた社長の顔、その後感動し泣きながら注文書に印鑑を頂きました。一生感謝している宝物の言葉です

息子が突然住職に「すいません 祟りて本当にありますか?」 

以前家族で能登半島を旅行し、そこで有名なお寺を見学へ行った時のエピソードです。住職が私たちに、有名な焼き物の話をしてくださり、昔から能登半島には、アジア諸国からいろいろな人たちが訪れ、文化交流をしていたと(大人にとっては)とても興味のある話をしてくださいました。一通りお話頂いた後に、住職が子供たちに「何か質問はありませんか?」と言われると、突然息子が「すいません 祟りて本当にありますか?」 え?そんな質問するなよと思った瞬間 住職の回答がすかさず「祟りは ありますよ」との回答。 今度は親たちは住職の回答に 「え? あるんですか?」とびっくり そのあと住職は子供たちにもわかるように祟りとは何か?を説明してくれました。

祟り(たたり)の語源は「かかり」です。「例えば、おにいちゃんがいたらずらなど悪いことをします。その後 おにいちゃんが自転車で転んで けがをすると、おにいちゃんは、あの時悪いいたずらをしたから、自転車でけがをしたのではないかと考えたとします。」「これが因果の法則であり、悪いことをしたと 気にかける⇒かかり⇒祟り となる」 子供たちにもわかりやすく。 だから 気がかりから 祟られ 悪いことをしたからこんなことが起こったと考えることを 祟り(たたり)というのです。だから祟られるような悪いことをしてはだめですよ」と話してくれました。 息子は明るい顔で、わかりましたと答えていました。さすが有名なお寺の住職は、とてもすばらしい人格者でした。

先週の週末と今週の週末は違うことをしているだろうか?

前回ご紹介した、”仕事はたのしいかね”の一説です。”人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが、<何度も>繰り返されていくのだよ”

この言葉を肝に銘じたいと思います。毎週くだらないことを繰り返えす一年を送っている自分がいます。先週の週末と今週の週末は何が違うんだろう? 自分の人生の中でデジャブばかりを感じていてもなにも進歩もありません。好奇心を持って 失敗を恐れず 試してみましょう。先週と違う人に会い経験をしたいものです。人生において、それをやらないという失敗をしないために。