光りのない世界で生きる

たぶん私は、目で見えるモノ。価値観。ルール。で生きてきました。光りすら感じることのできない場合はどうなるのか。3日間の検査入院で想像してみました。自分の母親は人生の最後の半年を光のない世界で生き。家族はそれでもいい。生きていたくればと願いましたが、願いは半年しか叶えられませんでした。彼女はその半年間で別の病をみつけ私たちの場所から離れていきました。彼女は、窓をあけて外の光、音、風を感じていました。会いに行くとずーっと手を繋ぎながら話すことを好みました。人として大切なことは、目に見えるモノ以外にもたくさんあることを最後に教えてくれました。今回私が、入院している間に10年以上ぶりに夢に母がでてきました。何も語らず、コタツでミカンをむいてくれました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です