キャリアコンサルタント 独学実践記Vol.6         <まずは最低限これをすることを心掛ける

どうやら面接にはテクニックが必要です

実技試験においては、養成講習受講者(学校など)の合格率が70%以上に対して、実務経験者が50%台と大きく差が出ます。この理由にはやはり、実技試験には合格のコツがあることが明確です。ポイントはいろいろありますが、今回は最低限この4つのポイントを守ることをお勧めします。

(1)まずは、15分間のロープレ面接ですが、クライアントの話を集中して聞く。⇒相手の言葉に注目をして、「この人は何を言っているのか?何に困っているのか?」を集中して メモをとってもいいので聞き取る。(要領は、とにかく相手に話してもらうこと、こちらな長く話さない)

(2)相手のあごあたりをみながら、キーワードの言葉、繰り返し出る言葉などに注意しながら、うんうんと相づちをしながら聞いていきます。⇒そのなかでこちらは、”あれ?なんでだろう” ”えっ どういうこと?”など 頭に浮かぶ質問を素直に 「これは、どういうことですか?” 」などと聞きながら、 ゆっくり質問します。

(3)実務経験者の方の落とし穴は、こちらで勝手にクライアントの相談内容をまとめ、対策まで話してしまうことが多いようです。これは試験においてはNGとなります。時間はそんなにありません。また、次の約3分の審査員の質問にはなんてこの部分を言おうか?などを考えながら聞くと、かえって重要なロープレ15分が失敗します。(いかに、相談者に話しやすいようにすすめるかだと考えます。)

(4) (a)事柄(ことがら)のことを聞き続けるのではなく、(b)感情的なこと を聞いたほうが話は煮詰まらず、話題が2転3転することもありません。「その時あなたは、どのように思いましたか?」と聞いてください。あと聞いている途中で相手のいいところ、すごいところを 1-2点ほめてあげることも忘れずに進めてください。<次回は面談後の審査員からの質問対策です>

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