長期欠勤者との面談も行っています。リモートの場合も多く、いろいろな配慮が必要となります。なかには、本人のご家族との面談というケースも存在します。また、ご家族は欠勤していることを知らない場合もありました。まずは、本人とメールでこまめに事務的なことのやりとりをしながら、リモート面談までこぎつけ、1ケ月一度ペースで面談を実施しています。もちろんリモートで初めましてというケースも多く、すこしづつコミュニケーションを取りながら欠勤の要因を一緒に考えていきます。そして、復職の際にスムーズに復職できる環境に必要なものは何かを考えながら、そのことを主治医や産業医または、会社の人事や上司の方に繋げる作業も行っています。主治医と言えども、診察時間は3-5分の場合が多く、欠勤者の多くは、心療内科への対応に不信感を持っている方もすくなからずいます。そんな不安を共有しながらも一歩前に進めるようにしています。 先日は、復帰されたかたから「本当に相談してよかった」との一言で、久々にこの仕事の大きな意義を実感でき、こちらこそと感謝の言葉を言うことができました。