母親が教えてくれた教訓

母親が私に教えてくれたことです。(母は中学を卒業してすぐに家業の手伝いをし、結婚後は私たち子供や祖父母の世話をしてくれました。そして私が中学生の時 学校への提出書類での母の年齢欄は、3年間39才でとうしました。)

①生活の中に季節や花鳥風月を取り込まないと とんちんかんなに 人になる

②母は、外食に行き、お店の方が食事や水を持ってくれるたびに「ありがとう」と伝えていました。偉い人にも子供にも年寄りにも常に等しい態度 母は平等主義者でした

③ある日 家に帰ると 外人のカップルの方と母が一緒に食事をしていました。「どなた?」と母に聞くと 困っていたから家に連れてきたとのこと。「どこの人?」と聞くと「たぶん チリ」 外国語をはなさない母が どうやって誘ってここまで来たのか不思議でした。 母はグローバルな人でした

④突然 私の住んでいる街に母が新幹線に乗ってやってきました。「どうしたの?」と聞くと、「おじいちゃんに、墓石を買うのですこしお金を応援してと頼んだら、300万の通帳を差し出して、墓石はいらん、苦労して今まで自分たちの世話をありがとう!これでダイヤを買いなさいと言われた」と伝えにきました。母は、この祖父の一言で今までの嫁の苦労が吹き飛んだことを伝えに来たそうです。 母はだれよりやさしい人でした。

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