キャリアコンサルタント 独学実践記Vol.7         <口頭質問は、ロープレの結果報告と考えましょう!>

3-5分の口頭質疑は、質問がおおよそ決まっています。練習の際みなさんこの、口頭質疑の良しあしが実技試験の結果のすべてと感じている方が多いと思います。決して口頭質疑がスラスラと回答できたから合格とはならないと考えます。それよりは、学実践記Vol.6でお話ししたように、今回のクライアントの問題点を先の15分間でちゃんと聞きだしていたかがポイントです。では質問順にその対策をご説明します。

(質問1)いま行われた面談で「できた点」、「できなかった点」は何ですか?  ⇒この質問は、”相手に寄り添い質問ができ、相手が困っている点を聞くことできた”+(ぷらす)”具体的にはこのような場面ではこのようにできた”と回答すると加点が見込めます。

(質問2)クライアントの「主訴はなにか(CLの問題点はなにか)」   

⇒ポイントは、 クライアントから見た視点で回答ください

(質問3)「CCからみたCLの課題や問題点はなにか」

⇒ポイントは、自分(CC)から見た問題点 これにおいては、下記4つから選んび+(ぷらす)「その理由はこのように言っています。」など具体例をあげます。①自己理解②仕事理解③情報不足(コミュニケーション不足)④意思の未決定や意思の矛盾(いろいろな迷い) 例えば、「私から言うと、今回のクライアントの問題点は仕事理解の不足があると考えます。具体的にいうと。。。。また、上司とのコミニケーション不足も伺えます。。。。。。」と説明します。

(質問4)「今後どう展開(支援)していくか」

 ⇒ポイントは 質問3に対する対策が述べられるかです。

 ※質問1から4は一つの流れのある質問です。なので事前準備することは,質問5の「キャリコン資格を取る目的は?」以外の質問にはあまり意味がないと考えます。それよりは、問1ですべてを語り問2-問3に同じことを話すよりは、問1はさらっと語り 問2はクライアント視線問3-4がキャリコンとしての自分の見立てと対策を中心に話すことです(次回は面談で聞く際のポイントについてです)

 

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