キャリアコンサルタントへの道 ④

やるべきときに自分の「やる気」と相談するな (童門冬二)

この言葉は、自分自身にとって大切にしている言葉です。毎日自分のやる気と相談すると日々の出来高に波が出てしまいます。 効率的に物事を行うにはまず大波小波を作らず 自分のやることを日々実践することと考えます。しかしこれがなかなかむずかしい。そんな時いつもこの言葉を思い起こします。弱い自分を戒める言葉です。ベストセラー 「7つの習慣」での第一習慣は主体性を発揮する事であり「自らの反応のしかたを主体的にコントロールし、周りに左右されず率先的に状況を改善する行動を行う事とあります。 良書は難しいことを言っていません。ただ継続が難しいだけです。

キャリアコンサルタントへの道 ③(クルンボルツ理論)

キャリアコンサルタントを経験していくと、指導した方の”予期せぬ出来事の成功体験”を一緒に経験し感動する経験ができます。 指導して2週間後にメキシコに行った青年。夢を一緒に計画し1年以内にドイツへ留学した青年。 みなさん奇跡を目の前で経験させてくれました。ただ私自身はこれは奇跡だなんて思っていません。 一緒に綿密に計画し、獲得したチャンスに行動しただけと捉えています。 大切なことは夢を明確にし、現状とのギャップをみつけること。そして対策というより 行動をとると 不思議な経験を獲得できると考えます。この経験は私自身も数回経験しました。そんな経験ができるキャリアコンサルタントという職業は、わたしにとってはやりがいのある仕事だと思います。

キャリアコンサルタントへの道②

できれば一度は ラポールの感覚を感じてもらえればと思います。営業の若い方にも「この感覚を一度あじわえば、営業をやめれなくなるよ」 と伝えています。まさに言葉ではなく 人と人が5感で通じ合う瞬間だと思います。ラポール状態になると、相手の思うことが本当に”思い”として通じます。 私の場合も、今一度この感覚を感じたいと何度もトライしていることが、キャリアコンサルタントを目指した大きな理由の一つです。20歳代の時 英語を教えて頂いていたオーストラリア女性に、「レット・イット・ビー」てどういう意味ですか?と聞いたことがあります。よくビートルズの日本語訳では「なすがままに」や「ありのままに」とありましたが、どうもよくわからない感覚でした。 その女性は「そうですねー」と言いながら テーブルにあったティーカップを手で 右から左へそーっと移動させて 「こんな感じかなー」と表現しました。その時はじめてその女性が思う 「レット・イット・ビー」という感覚が、5感でスーッとこちらに伝わる経験をしました。 そしてこちらも「そうそう。 それならわかる」と答えていました。ラポールていつでもどこでも とても楽しい感触であじわえるものなのです。                                          

キャリアコンサルタントへの道①

お金について学ぶ

営業仕事をしている方はよく理解できますが、大きな金額を販売していても直接現金をみることは数えるくらいしかありません。まして経営者となると一層大きなお金を行ったり来たりさせますが、ほとんどは通帳の金額が増えたり減ったりするだけです。では人はビジネスで本当は何を行ったり来たりさせているのでしょうか?それは、 信用 の上に お金や商品を乗せていったりきたりさせています。 単純な話ですが、ビジネスをするうえでとても大切な考えです。個人に信用(資産も含む)さえあれば、一度の判断でも数十億円のお金を動かせる人がいます。資産以上のお金を運営している人も少なくはありません。 繰り返しですが、お金をやりとりしているのではなく、信用にお金をのせてやり取りしているのです。

「お前は イナモリ を知っているか?」

出張先の上海へ向かう途中の空港で、20代の若い青年に英語で話しかけられました。「お前は日本人か?」

「そうだけど」

「お前はイナモリを知っているか?」

と聞かれました。日本人でイナモリ?「稲盛和夫ですか?」と答えると 青年はとても満足そうに「そうそう!俺は稲盛を尊敬している。本も3冊も読んだ」と言っていました。 ふとおもったのですが、今の日本人の若者に稲盛和夫を知っている人。 まして本を3冊読んだ人はどれくらいいるだろうか? 日本以上に中国では稲盛さんの本が売れているという。彼の本を読むとわかる気もします。

私が稲盛さんの本で好きな言葉は、”楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に行動する。 ビジネスには必要な感覚だと思います。 日本は今年大切な経営の指導者を一人失いました。

愛情の万有引力について

今日は自分の信条についてちょっとふれてみます。私は愛情(思い)も物質と同じで万有引力の法則が当てはまりいつも引き合いそして0(ゼロ)になろうとしていると考えています。それを図にしたものが下記の図です。

私自身は、中央に存在して、周りにa.b.c.d と人がいます。

①dは大好きな彼ですが50の愛情をいつも与えていますが、彼からは10しかもらえないといつも不満を抱えています。

②cは私の両親です。今まで50も愛情を受けながら、実は10しか愛情を返していません。

③aは友人で対等な関係 親友的存在です。

ここで、万有引力を持ち出したのは、私の愛情万有引力は現在ー10の状態であること。

例えば②のパターンにある親から50もらったから50返すでことができなくても(私の場合もう親は他界していて返せません)もらった分を、他のだれかに返してさえいれば、全体で100もらったら100返そうとする努力をしていれば、いづれそれは自分や、自分の家族にもどってくると信じています。常に世の中はこの愛情の万有引力であふれています。50あげても10しか返ってこない彼に腹を立てたい気持ちは十分わかりますが、あまり今は親しくない④bさが、すでにあなたに20の愛情を注ぎだしているのかもしれません。

こう考えながら日々生活すると、 自分の人生もそう悪くはない気がしませんか?

 

独学で一発合格 キャリアコンサルタントの道 ⑤

仲間内でのキャリコン実技試験の練習はお勧めしません

試験が近くなると いてもたってもいられなる気持ちは察しますが、ZOOMなどで仲間と実技試験の練習を何度もすることはお勧めしません。理由は どんどん自分に自信がなくなる場合をよく目にしてきたからです。 実技試験でなによりも大切なことは、本番での相談者の話をよく聞くことです。それに対し、自信がなくなると先に回答を準備してみたり、本番中に頭が真っ白になる人がいます。まずは当日は自分に自信をもち、ゆっくり話を聞く態度を作ることが大切です。そして あわてず うなずき、相手の言葉に反応することを主体にします。くれぐれも指導者でない知人の批判的指導に自信をなくすことのないように。

独学で一発合格 キャリアコンサルタントの道 ④

実際のキャリアコンサルタント業務と試験とは違います

実務豊富な先輩が、実技3回も落ちた例があります。試験中にどおしても自分のカラーがでてしまいます。簡単にいうと指導してしまいたくなります。第3者に一度自分の癖をみてもらうこともとても勉強になります。私の場合、①相づちがとてもおおすぎることでした。それと②相手がまだ話している・まだ話そうとしているのに、「そうですか」と先に言ってします癖でした。 キャリアコンサルタントでの傾聴では、「そうですか」ではなく、「そうなんですか」と言うように心がけています。同じような言葉に感じますが、相手の心に近い場合、「そうなんですか」「そうなんですね」と相手の目線で聞き取る重要性があります。自分のコンサルタント風景を録画することも手段ですが、第3者の指摘に気づかされ修正したことがあります。

独学で一発合格 キャリアコンサルタントの道 ③

一度覚えたキャリア理論を忘れないために

この絵をみて、あるキャリア理論が頭に浮かぶ方は、たぶん合格します。これは、ドナルド・E・スーパーのライフ・キャリア・レインボーを覚えた際のイメージ図です。この絵のおかげで私はスーパーと言えばレインボーと覚えてしまいます。ついでをいうとスーパーの理論はいろいろあり、自己概念=スーパーの場合(自己概念)=事故がいねんとして、虹のスーパーに車が突っ込む絵を追加しています。このようにして、一人のキャリアカウンセラーに1枚から2枚のイラストを作ることで イメージごとの暗記をしていました。 ホランド理論の場合は、6っ角形の穴に3枚の手紙(スリー・レター・コード理論)を入れる絵をイメージすることで 二度と迷うことはありませんでした。 そんなにうまい絵は必要ありません。自分だけこれは虹だ!スーパーだとわかる絵でいいのです。